社会福祉法人 日本点字図書館の職員として障害者のICTの活用支援や、点字楽譜のリスト化に取り組んでいる上田喬子さん。2020年8月には、自立して社会貢献を目指す30代以下の女性の視覚障害者に贈られる、第18回サフラン賞(視覚障害者支援総合センター主催)に選ばれました。
15歳の頃に両目を失明した上田さんは、大学生の頃から本格的にパソコンを使用するように。社会人になってからは障害者向けパソコン教室で講師として働き、そのときの経験を現在の仕事に活かしています。また、声楽家としての一面を持つことから、全国に点在する点字楽譜のリスト化にも力を注いでいる上田さん。視覚障害を持つ当事者、そして支援者としてICTの可能性をどのように見据えていらっしゃるのかを伺いました。
社会福祉法人 日本点字図書館 自立支援室 上田喬子さん