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視覚障害者の自由な歩行を叶えたい。世界初の靴装着型ナビゲーションシステム「あしらせ」

視覚障害者の歩行を支援するナビゲーションシステム「あしらせ」。靴に差し込むウェアラブル型デバイスと、スマートフォンアプリを連動させ、向かうべき方向を振動で示すことができます。

「あしらせ」の開発を牽引するのは、本田技術研究所で自動車関連の研究開発に携わってきた、株式会社Ashiraseの千野歩(ちの・わたる)代表取締役CEOです。「あしらせ」によって視覚障害者の生活はどのように変わるのでしょうか。千野氏に詳しく聞きました。

株式会社Ashirase 千野歩(ちの・わたる)代表取締役CEO

株式会社Ashirase 千野歩(ちの・わたる)代表取締役CEO

[ 目次 ]

  1. スマホの測位情報とウェアラブルデバイスとの通信で歩行をアシスト
  2. 衛星から直接位置情報を受信する技術の開発も進行中
  3. 視覚障害を抱える親族の死が開発のきっかけに
  4. デバイスの小型化や防水性を高めたい。5Gの高精度測位にも期待

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