「目が見えない人にとって、iPhoneは非常に便利なツール」。その事実を教えてくれたのは、視覚障害者にiPhone操作の教室を提供する『MDSiサポート』の代表である井上直也(いのうえ なおや)さん。彼もまた、32歳の時に視力を失った視覚障害者です。
『MDSi』とは、『Mind・Digital・Supporter』にiPhone・iPadのiを加えた造語。このiには目という意味を持つ『eye』がかけられています。自らが視力を失い経験した苦労をもとに、視覚障害者が電子機器を使用するためのアドバイスを日々、たくさんの方に届ける井上さんに、ご自身と『MDSiサポート』のサービスについて伺いました。
ご自身の辛い経験も笑顔で話してくださる井上さん