駅の券売機やエレベーターなどで見かける「点字」。視覚障害者が文字情報を得るためのツールのため、晴眼者で読むことのできる人は決して多くありません。そんな点字が、視覚障害者と晴眼者の共通言語として利用される未来がすぐ近くに来ているかもしれません。
それを可能にするのは「Braille Neue(ブレイル ノイエ)」という、"目が見える人も見えない人も同じように読める文字”。点字に沿って文字を上から被せたようにデザインされたフォントです。
視覚障害者と晴眼者が同じツールを使えるようになるということは、両者のシームレスなコミュニケーションの飛躍的向上につながるということ。
「Braille Neue」の生みの親である発明家、高橋鴻介さんに開発のきっかけから今後の展開までお話を伺います。
点字としても墨字としても読める「Braille Neue」