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障がいのある子どもたちのためのモバイル端末活用事例研究「魔法のプロジェクト」(2/6)

2 参加のための流れ。公募から採択まで

プロジェクトへの参加は全国に向けて公募しており、原則的には学校の先生などの指導者の方、指導する対象の生徒さんと保護者の了承のほか、学校単位で進めていくための許諾をいただいた上でご応募いただいています。応募の際には、対象の生徒さんにどんな困り感があるか、その部分をテクノロジーで補うことでどんな学習を進めてあげたいと考えているか計画を添えていただき、それを拝見して、採択していきます。毎年、募集は1月、発表は4月であり年度をまたいでしまうため、応募いただいた先生が異動になってしまうなど応募当初と状況が変わってしまわれる学校もありますが、その場合は個別に調整させていただいています。

採択後はまず、お手元に端末が届きます。端末もiPhone、iPad、iPad mini、アンドロイド携帯やウインドウズのタブレットとさまざまで、子どもたちの学びに有効だと思われる機器を、ソフトバンク株式会社をはじめとした携帯事業を行っている事業体からご提供いただいています。困り感があるお子さんの学びには非常に幅があって、私たちが学びと聞いてイメージする勉強や受験もあれば、絵本を楽しむ、自分の生活の一部を自立させるといったこと、ときには遊ぶことや楽しむことも学びになります。それらをなんらかの形で支援するのに役に立ちそうな端末を選んでいただき、そのとき主流の市場に出ている端末の中から、通信回線付きで貸し出します。学校はインターネット環境が100%整っているわけではありませんし、例えば端末がその子の言葉や耳、目の変わりになるとき、それを使うシーンは学校だけではないですよね。必ず日常生活でも必要になってくるので、できる限り使う場所が限られないようにという理由から通信回線付きでお貸ししています。

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