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現在位置: トップページ > トピック記事 > 高齢者・障害者支援サービス・取組 > 難病者や重度障害者のコミュニケーションを支援するICT救助隊(3/5)

話し言葉で意思を伝えるのが苦手な人に向けた「DropTalk」(ドロップトーク)の開発(3/5)

3 ドロップトークの基本操作と語彙を追加する方法

 ドロップトークの基本操作を説明します。ドロップトークのアプリケーションを立ち上げると、真っ白な状態の「キャンバス」が表示されます。キャンバスは、支援者がその場の状況に応じて必要な視覚シンボルを並べておく場所です。キャンバス上にシンボルを割り当てるときは、まず、「設定」ボタンを押し、「キャンバスの編集」を押します。キャンバスを1枚選択して、「シンボルの追加」を押します。するとシンボルの一覧が出てきます。

 視覚シンボルの一覧は、タブで分野別に区切られているので、必要なものをすぐに探すことができます。一覧の中から、たとえば「わたし」を選ぶと、キャンバスに割り当てられます。必要なシンボルを順番にキャンバス上に配置していきます。キャンバス上に並んでいる視覚シンボルをタッチすると、「わたし、おにぎり、好き」というようにメッセージを再生します。連続でメッセージを表示することもできます。

 次にシンボルを追加する方法を説明します。あらかじめ登録されているシンボルの中にない語彙などを追加したいときは、「シンボル作成」を押し、「画像の設定」ボタンを押します。撮影して保存していた写真を使うことができます。また、iPhone等の内蔵カメラで撮影し、音声の録音をして、シンボルをすぐに作ることができます。新しく作ったシンボルは、あらかじめ登録されているシンボルと同じように使えます。

 ドロップトークの基本的な操作と語彙を追加する方法を動画で紹介します。

ドロップトークの実演デモンストレーション
(動画を見る場合は上の画面の左下の三角矢印をクリックしてください)

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