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点字を打つように文字入力ができるスマートフォンアプリの開発(3/4)

3. 「スマート点字」の誕生

一方「スマート点字」とは、スマートフォンの画面の下半分(緑色のエリア)に、「上段」「中段」「下段」の順に、点字をイメージ的に入力していくものです。システムエンジニアの武藤繁夫氏との共同開発で実現したアプリで、こちらもAndoroidの無料アプリケーションとして公開しています。

「スマート点字」の操作画面の写真
「スマート点字」の操作画面

具体的に言えば、例えば「あ」という文字を入力する場合、点字の「上段」は、左側の点になります。その場合は、指を画面の下半分のエリアに置き、左方向にフリック(画面の上を指先で滑らす)します。

次の「中段」はどちらの点もないので、タップ(画面に触れるように軽くたたく)します。「下段」も点がないので、タップします。これで、「あ」の文字入力は完了です。

この他、右側に点がある場合は、右にフリック。左右どちらにも点がある場合は、縦にフリックする動作で認識が可能です。書ける文字は、ひらがな、カタカナ、数字、英字、漢字(六点漢字:長谷川式)で、簡単な操作で文字入力方法を変更することができます。

点字による入力は、点字を知らない人でも点字の一欄表を見ながら入力できますし、少し慣れれば、表を見ないで入力できるようになります。


「スマート点字」の実演デモンストレーション
(動画を見る場合は上の画面の左下の三角矢印をクリックしてください)

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