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高齢者のフレイル防止に自治体が導入。習慣化アプリ「みんチャレ」で健康課題の解決へ

3 アプリを超えてつながる仲間の存在が行動変容を後押し

講座はどれくらいの頻度で実施されているのでしょうか?

渋谷:府中市とは、令和3年度は1年間に17講座(1講座あたり2回の実施)の実施で締結しています。講座は1回で理解していただくのは難しいので、1回目の講座から1週間後に2回目の講座を実施しています。1回目は、参加者の自己紹介やアプリの使い方を伝え、2回目は復習や疑問の解消などに時間を使っています。ほとんどの方が2回目も参加してくださるので、手応えを感じています。これまで計120名以上の方に参加していただいています。

皆さん、どのような投稿をされているのでしょうか。

渋谷:たとえば、「美容院にいってからお花を買いました」「川沿いを散歩しました」という日常の出来事を写真と一緒に投稿される方が多いです。最初はスマートフォンの文字入力もままならない状態の方もいらっしゃったのですが、半年ほど経つと文字変換もしっかりできるようになり、長文を投稿されています。最高齢は91歳の方ですが、スマートフォンから積極的に投稿されています。引退されると同世代の方とつながる機会も少ないようで、日々のことをチームの仲間に報告できることが、継続のモチベーションになっているようです。また、地域包括支援センターがみんチャレ講座の数ヶ月後に、オフ会のような集まりを開催されているようで、それも楽しみにされている方が多いです。


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