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ICTで高齢者の認知機能低下を阻止する「オンライン通いの場アプリ」

2 高齢者が直感的に使いやすいデザインへのこだわり

アプリに搭載されている具体的な機能を伺えますか?

島田:一番の核となるコンテンツが、「おさんぽ」という外出支援機能です。住まいの近くの地域を散歩していただくということであれば、感染リスクはほとんどありません。そこで、散歩による外出促進を目的にした機能を設けました。「おさんぽ」は、近隣のおでかけスポットをつなぐ散歩ルートが自動作成されてナビゲーションする機能を備えています。

また、今後拡充予定の機能ではありますが、散歩のルートで心に残る景色を見つけたら、写真を撮って投稿する機能の作り込みも進めています。散歩だけでは面白くないという人も、投稿の反響が楽しみになれば、外出理由のひとつになると考えているからです。

他にも、自治体が提供する体操動画の閲覧機能や、適切な運動や活動を行うためのメニューの閲覧機能などもアプリに設けています。どの機能が誰に受け入れられるか分からないので、いわば多層的に網を掛けるかたちで、今後も機能を増やしていく予定です。

高齢者向けのアプリということで、使い勝手はどのように工夫されたでしょうか?

島田:高齢者がユーザーですので、できるだけ直感的で分かりやすいデザインにはこだわりました。開発にあたっては、実際に想定ユーザーの方に試していただいたのですが、スマートフォンアプリをほとんど使ったことがない人に使ってもらうと、どこを押せばいいか分からないという反応がありました。使い慣れている人からすると気付きにくいところですが、ボタンが出てない平面部分を「押す」、というのを理解してもらうのに工夫が必要でした。

そこで、たとえば、色やコントラストでメリハリを付けるなどの工夫をしました。ただ、アプリの立ち上げなど、スマートフォンの基本操作をしっかりと伝えることには難しさを感じています。現在、各キャリアでも実施されていますが、高齢者向けのスマートフォンの使い方講習がもっと広まるといいなと思っています。

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