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弱みのケアよりも強みの育成を重視する。発達障害の困難を希望に変える「こどもみらい園」

3 子どもが変われば周囲の環境も変わる。成長の鍵は「考える力」

利用者の方の反響はいかがでしょうか。

斉藤:おかげさまで「子どもの笑顔が増えた」「初めて友達ができた」など、多くの親御さんからうれしいお声をいただいています。

お子さんに笑顔が増えると、比例して親御さんにも笑顔が増えます。親御さんの心に余裕が生まれると、子どもに怒ってしまうことも減っていきます。だからお子さんにも落ち着きが出て、周囲との関係も良くなっていきます。笑顔が幸せの連鎖を作っていくのでしょうね。

こどもみらい園に寄せられた「保護者の声」からは子どもの変化への喜びが伝わってくる
こどもみらい園に寄せられた「保護者の声」からは
子どもの変化への喜びが伝わってくる

そうなんですね。「こどもみらい園」で多くの子どもの笑顔が生み出される一番の理由は何でしょうか。

池田:子どもの意思を尊重し、その意思を表現する場を提供しているからだと思います。

世間的には一見無意味に見える行動でも、子どもの中では理由があっての行動なんです。ただ、それを意味のある行動にするための「考える力」が不足している場合が多いのです。その力を丁寧に養成していくことで、周囲とのコミュニケーションが変わってくるのだと思います。

我々は「あたまの体操コース」「ITコース」など様々なコースを提供していますが、どのコースも子どもの考える力を大事にしています。

例えば「ITコース」です。一般に想像するような講義項目の内容は決まっていません。プログラミングの基礎から応用まで、お子さんの「自分で考える力」を確認しながら一緒にコードを書いたり、プロダクトを開発したりと自由な発想をサポートしています。

このようにお子さんの「やりたいこと」を一緒に考えて、実行させてあげる場を提供しているからこそ、通われているお子さんも楽しんで教室に来てくれているのだと思います。

ITコースでも一番大切なのは「自分で意味を考えること」
ITコースでも一番大切なのは「自分で意味を考えること」

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