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次世代型の在宅向けロボットシステムで高齢者の健康行動を促進

2017年10月から、北里大学と株式会社シャンティは、ロボットを活用した在宅向けの「健康管理・健康啓発アプリ連動ロボットシステム」の実証実験を始めました。対象者は、高齢にともなう身体機能の衰えで「立つ」「歩く」といった動作が困難となるロコモティブシンドロームの患者および予備軍。運動器の衰えを防ぐための体操を継続してもらうための、ロボット型携帯電話「RoBoHoN(ロボホン)」を使用した啓発システムや、医師や理学療法士が遠隔で操作するテレプレゼンスロボット「kubi(クビ)」を使って、体操の様子を確認するという実験内容です。このロボットシステムによりどのような意識変革が期待できるのか、また今後の実用化への道筋などをうかがいます。

株式会社シャンティ
専務取締役 山下咲良さん(左) 開発部部長 近藤幸一さん(右)

株式会社シャンティ 専務取締役
山下咲良さん(左) 開発部部長 近藤幸一さん(右)

[ 目次 ]

  1. ロボットを活用して正しい体操に導く
  2. 実証実験では高齢者が日常的に使えるように配慮
  3. ICTはどのように活用されているのか
  4. ロボットシステムの製品化に向けたロードマップ

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