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障害者も思いを発信できる放送を。札幌・三角山放送局

札幌にある三角山放送局は、STVラジオでディレクターを務めていた木原くみこさんが、1998年に開局したコミュニティFM※1です。放送局コンセプトである「いっしょに、ね!」の精神で、送り手側のバリアフリーを実現し、誰もがマイクの前で思いを伝えることができるラジオ、障害者も女性も子供も、社会的弱者も自分の思いを伝えることができるラジオを運営しています。

今回は放送局長の田島さんにその番組作りや放送局側のバリアフリー対応のために開発された放送機材などについてお話を伺いました。

三角山放送局 局長 田島美穂さん

三角山放送局 局長 田島美穂さん

[ 目次 ]

  1. 三角山放送局が目指すバリアフリーとは
  2. 障害者が参加する番組作り
  3. 障害者が送り手になるための機材開発
  4. メディアとしてあるべき姿を目指して

【用語解説】
※1 コミュニティFM
「コミュニティFM」とは最大出力20W未満で、放送エリアが市町村単位の地域に限定されたFM放送を指します。2017年4月現在、全国306局が放送を行っています。

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