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楽しく学べる手話学習アプリ「ゲームで学べる手話辞典」(1/5)

1 スマホアプリ「ゲームで学べる手話辞典」の2つの活用方法

3Dアニメーションによって、スマホで手話学習(左がアプリを起動したときの画面、右が辞書モードの3Dアニメーションの画面)
  3Dアニメーションによって、スマホで手話学習
(左がアプリを起動したときの画面、右が辞書モードの3Dアニメーションの画面)

  「ゲームで学べる手話辞典」は、手話が学習できるiPhone専用のアプリケーションです。
  機能は、「学ぶ」メニュー(辞書モード)と「遊ぶ」メニュー(ゲームモード)に分かれており、その時々に応じた学習方法を選択できます。

  「学ぶ」メニューは、辞書機能です。
辞書には、3,000語以上*1 の手話を収録していて、360度回転可能な3Dアニメーションを用いた、細かい手指の動きを好きな角度から見ることが出来るのが、最大の特長となっています。

  辞書は、「単語辞典」と「シーン別文例集」の2種類を用意しています。
  「単語辞典」は「フリーワード検索」、「カテゴリ選択」、そして平仮名やローマ字などの書記言語の文字を手の形でかたどる「フリーワード指文字再生」など、多彩な検索機能を備えています。
  これにより、ユーザーは、様々な方法でそのとき必要な言葉を検索できます。

  その中の「フリーワード指文字再生」機能は、指文字で単語を伝える機能で、通常の検索では出てこない固有名詞の検索に適しており、辞書に収録されていない単語を補うことも可能です。
  また、実用性の高い「シーン別文例集」には、いざという時に表現したい言葉、読み取りたい言葉と例文を収録しています。聴覚障がい者の方と会話をしたい際にアプリケーションから該当箇所を呼び出して携帯画面を見せる、という使い方もできるのではないでしょうか。

  一方、「いかに楽しみながら手話を学べるか」という点に着目して開発した「遊ぶ」メニューは、モンスターとの対戦形式で、遊びながらも手話を学習することができる「手話学習文字入力ゲーム」です。登場する主人公の手話表現に合わせて、単語を入力します。正解すると、モンスターを魔法で攻撃できるというしくみです。手話が表現することばを文字で入力することで、モンスターを倒して遊びます。単なる学習アプリではなく、楽しみながら手話が学べるよう、こうした機能を作りました。

フリーワード指文字再生機能で、指文字で単語を伝える例の画面
  フリーワード指文字再生機能で、指文字で単語を伝える例の画面

*1 簡単な日常会話単語集(約1,400語)は無料。
  その他の日常会話単語集(約1,800語)、接客用語集(約600語)、専門用語集(約600語)はそれぞれ400円(税込)の課金で利用可能。

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