音声拡大読書機は、日常生活用具給付制度※の対象となることもあり、視覚障がい者の方々の自宅でも多く利用されています。
音声拡大読書機「よむべえ」を使っている方の感想にも、子供の学校のプリントや届いている郵便物を読みあげてくれるため、非常に助かるという声がありますが、音声拡大読書機を用いることで、郵便物やプリントについて「自分の力で処理できる」ということが、とても嬉しいことのようです。
音訳、点訳といった専用の文書からしか情報を得られないというのではなく、一般の文書を「読む」ことが出来る点も、使っている人にとっては大きな魅力とのこと。
実際に、公共施設で「よむべえ」に触れて問い合わせをしてくださる方や、利用している方たちの『口コミ』だけに留まらず、アクティブな利用者が自ら企画した『展示会』への「よむべえ」のデモ依頼が増えてきているそうです。
「よむべえ」の説明書は、音声CD版も同梱されている
利用者が自主的に展示会を開いてくれるというのも、視覚障がい者が本当に欲しかった機能を実現したからだといえます。
※日常生活用具給付制度とは、障がい者が日常生活を円滑に送ることを目的として、障がい者専用の用具類の購入に当たって公的に購入補助する制度
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原本作成日: 2011年3月15日; 更新日: 2019年8月23日;