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「拡大教科書製作支援」の活動の広がり(3/4)

3. 「拡大教科書製作支援」に対する評価

これまでの約20年間の活動の中で、とても多くのボランティアの方々に当社の複写機・複合機を活用していただき、時には心温まる感謝の手紙をいただくこともありました。

あるボランティアグループからの手紙には、家庭用プリンタは水性インクのため汗や水に濡れると文字がにじんで読めなくなってしまうが、当社の業務用複写機・複合機で仕上げればその心配がないので喜ばしいと書かれていました。そして、当社の拡大教科書製作支援が弱視児童に学ぶ道を作ってくれたとも。複写機・複合機という私たちの一番身近なものが支援につながっていることがとてもうれしいですね。

また2008年には、内閣府が主催する「平成20年度バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰」において最高賞となる「内閣総理大臣賞」を受賞しました。この栄誉を受け、私たちは活動の方向性が間違っていなかったことを再認識し、当社の社会貢献活動の一環としてさらなる活動を行っていこうと心に誓うことができました。

その他にも中国の販売会社では、北京の事業所で社員によるボランティア活動として地元の北京市盲人学校への拡大教科書のプリント支援を行っています。現在この活動は一校のみで行っていますが、各地で支援を行ってくれないかという声もいただいており、今後の更なる展開が期待されます。

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