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より一層のアクセシビリティの向上を目指して
(東京都杉並区「のーまらいふ杉並」)(2/5)

2. 開設後のサイト運営について

サイト運営にあたって定期的に行っているのが、運用会議です。もともとこの会議は、「のーまらいふ杉並」立ち上げの際の検討メンバーでスタートしたものでしたが、立上げ後は障害者関連の所管課や施設の職員、区のホームページ担当者、委託している制作会社やコンサルティング会社にも参加いただき、年数回、サイトに関する様々な課題について検討を行っています。

会議では毎回、アクセス状況の確認をしています。ここでは、アクセス数の推移を見るとともに、どういう記事に多くヒットしているのか、という分析も行っています。例えば今年の春先でいうと、インフルエンザ関連の記事に非常に多くヒットしていることがわかったので、ユーザーの注目度を考慮し、インフルエンザの関連記事のボリュームを増やすなどの対応をしました。

ただし、メンバーだけの運用会議では、内輪の内容になってしまう可能性があるので、毎年行っている障害者によるユーザー評価や、支援団体等で行ったヒヤリング調査から出てきた課題を検討し、それを具体的な改善に結びつける、という取り組みも同時に行っています。アクセシビリティ上の課題は数限りなく、本当にいろいろ出てきます。「のーまらいふ杉並」では、運用会議の場を使いながら、不具合がある部分については可能な限りどんどん改善していき、効果が現れなかったらさらに違う手直しの仕方を考える、という風に、常にサイトのレベルアップを図るようにしています。

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