アクセシビリティ確保のためのリニューアルの基本設計
音声読み上げソフトを利用されている方にとって、情報がうまく読み上げられなかったり、ブラウザによって表示されなかったりすることなどがあります。システムでは補完できない部分のうち職員に配慮してもらいたい一例を紹介します。
たとえば、一つの単語の中にスペースを入れてしまうと、音声読み上げソフトを使用している場合、作成者の意図したとおりに読み上げなくなります。
また、スラッシュを使って月日などを表現したり、「¥」などの記号を使った場合も同様です。
文字入力については、ページを作成する職員レベルで徹底する必要のある項目です。
入力の際に注意するべきことはいろいろあるのですが、研修などでの周知や手引書の確認をすることで間違いなく入力していけると思います。
WindowsやMacなどOSの違い、Internet Explorer やNetscapeなどブラウザの違いなど、障害のある人が使用する支援ソフトの違いなど、使用環境は人によってさまざまです。機種依存文字は、使用環境によって正しく表示されないことがあるので、使わないように徹底していきます。たとえば、Windowsで入力したデータがMacでは下記の例のように表示されます。これもページを作成する職員レベルで徹底する必要のある項目です。
PDFファイルは便利ですが、音声読み上げソフトへの対応がまだ十分ではありません。ですので、三鷹市では、分量の多い冊子や申請書など、利便性などの観点からやむを得ない場合に限って使用するようにしています。また、PDFファイルを使用する場合には、その内容の概略や問い合わせ先など、なるべくhtmlでの情報提供もあわせてするように話をしています。
役所は書類が多いところなのでPDFファイルが多くなってしまいますが、このような対応をしていく予定です。
以下は、このページの奥付です
原本作成日: 2007年2月2日; 更新日: 2019年8月16日;