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- 触覚による情報受容・認知などの人間工学の研究
- ヒューマンインタフェース及びユーザビリティの研究
- 感覚代行・人間工学
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- 多様な出力呈示装置が必要であるが、現状で実用されているのは点字ディスプレイのみである。
- 放送や通信による日常・災害時の情報取得、電話連絡など遠隔のコミュニケーションを支援するシステムの開発が進んでいない。
- コンピュータを使いこなして情報を得る人が少ない。また、盲ろう者を充分考慮したインタフェース方式が少ない。
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本研究では前述した3つの課題を取り込み、コミュニケーション手段が多岐にわたる盲ろう者の誰でもが、放送や通信情報を享受でき、誰とでもコミュニケーションが可能な情報受信環境を提供することを目的とする。
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- システムのハードウェアとして、多岐の情報取得形態に対応するため、据置型指点字装置、装着型指点字装置、「かな」文字出力装置を開発する。
- システムのソフトウェアとして、日常の情報取得に必要なアプリケーション、即ち、文字放送やインターネットなどの放送・通信受信機能、リアルタイムの会話が可能な指点字電話、メール機能を開発する。
- 機械に弱い人にも使いやすいヒューマンインタフェースを開発する。
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- 「指点字装置」及び「かな文字装置」は、いずれも点字を読めない盲ろう者に寄与できる新しい出力デバイスである。
- 指点字電話の実現例はない。
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- 盲ろう者だけではなく、点字の初心者や点字の読めないまたはコンピュータ操作が苦手な視覚障害者にも有効なシステムである。
- 地上デジタルデータ放送にも充分対応できるシステムである。
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- 容易な操作で、点字の読めない盲ろう者など多くの人が独立で情報を得られる。
- 介助者なしで日常や災害時のコミュニケーションを可能とする。
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- 可能となる新規事業としては、指点字電話による盲ろう者へのコミュニケーションサービス、視聴者参加型双方向放送番組。
- 事業化の計画としては、2003年度の実証結果に基づいて、量産品試作を用意し、できるだけ多くの障害者の方々を対象に 試用評価を行う。
- 評価の結果判明する、実用性、操作性に関する改良点は製品設計に反映する。
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