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身体障害や距離を超えて交流する分身ロボット「OriHime」で新時代のコミュニケーションを実現

4 今後は利用シーンに応じて機能を向上させていきたい

最初は5台ほどの導入にはじまり、いまでは色々な場所で260台ほどご利用いただいております。最近は、障害者雇用の法定雇用率も上がり、さらに働き方が多様化している流れを受けて、障害者の方にとどまらず、子育てなどでテレワークを希望する方に向け、企業が「OriHime」を導入するケースも増えています。

企業の場合は、スカイプやフェイスタイムだと在宅勤務者の家の中が見えてしまい、常時接続を嫌がるという利用者の声も多く、在宅勤務の課題の中でコミュニケーションの問題は大きな課題になっています。できれば常に話せる状態がいいということで、OriHimeなら在宅勤務者のプライバシーは守られつつ、いつでも会社の隣の人が、「まるでその人がその席に出社しているように」話しかけられるといった点を評価していただいております。

今後、ロボットのハードの改良ももちろんですが、まずはアプリケーションの操作に関して利用者の使い勝手を 向上させる開発を行っていきたいと考えています。たとえば、いまは指でスマートフォンの画面を操作して「OriHime」を動かす仕様ですが、ビジネスシーンではパソコンの方が操作しやすいという声もあります。利用シーンによって、さまざまなデバイスを使えるように開発を進めたいと思っています。それぞれのシーンに合わせて作っていくのがひとつの方向性です。

また、長期的な展望ですが、「OriHime」に嗅覚や触覚が伝達できるような機能を搭載できたら、面白いのではないかと思っています。それは、ビジネスシーンというより、旅行のシーンを想定しています。旅行に行きたいけど行けない人が、分身ロボットで旅行に行くと考えた場合、旅先の匂いや動物との触れ合いを感じられたら、より充実した体験を得られるはずです。実際に、「OriHime」を活用した旅行プランを試してみたいという提案を旅行会社からいただくこともあるので、今後は色々な企業とタイアップしながら、「OriHime」の利用価値を高めていきたいと考えています。

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