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身体障害や距離を超えて交流する分身ロボット「OriHime」で新時代のコミュニケーションを実現

2 「OriHime」シリーズは導入のしやすさが好評

文字入力と発話を目的とした「OriHime eye」と「OriHime switch」は、操作デバイスや意思表現デバイスに近く、「OriHime」はある種の身体拡張感覚を得ることができる、まさに分身のようなロボットです。「OriHime eye」もしくは「OriHime switch」と、「OriHime」の両方を使っている方も、どちらか片方だけの方もいらっしゃいます。

「OriHime eye」と「OriHime switch」は原則販売のみで、ソフトウェアがすべてセットアップされた状態のパソコンが手元に届きます。ロボットの「OriHime」は原則レンタルで対応して、操作するアプリケーションはお持ちのスマートフォンやタブレットにインストールしていただきます。「OriHime eye」と「OriHime switch」は、身体障害者に給付される補装具「意思伝達装置」に分類されます。そのため、重度障害者の購入に際しては車いすや義手の購入時と同じように、厚生労働省が定めている「補装具費支給制度」を活用することもできます。
「OriHime」は、電源に差すと起動する仕組みですので、難しい設定は必要ありません。アプリケーションの初期設定にあたっては、最初だけアカウントIDの入力やWi-fiの設定といった手間がかかります。ただ、一度設定すればコンセントに挿すだけで自動で立ち上がり、すぐに操作できます。使い方が簡単なことから、導入しやすいという感想をいただくことも多いです。

「OriHime eye」と「OriHime switch」は、ロボット「OriHime」の操作ができるので、単に周りの人とコミュニケーションを取れるだけでなく、たとえば同窓会にOriHimeを置いて、参加している気分を味わうこともできます。

スマートフォンを使って「OriHime」を操作してコミュニケーションを図ることができる
  スマートフォンを使って「OriHime」を操作してコミュニケーションを図ることができる

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