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色覚バリアフリーの実現を目指して(4/7)

4. 誰もが認識できる表示とはどんなものでしょうか?

色は誰にでも同じように見えるわけではないので、他の人には違って見えるものが同じように見えたり、見分けがつかなかったりすることがあります。

カラーユニバーサルデザインの原則は、下記の通りです。

  1. 実際の照明条件や使用する状況を想定して、どのような色覚の人にもなるべく見分けやすい配色を選ぶこと。色相、彩度、明度の差を上手に組み合わせる。
  2. 色だけでなく、形や位置の違い、線種や塗り分けるパターンの違いなどを使って、利用者が色を見分けられない場合にも確実に情報が伝わるようにすること。
  3. 利用者が色名を使ってコミュニケーションすることが予想される場合には、色名を明記すること。

上記のことを配慮した上で、目に優しく、見て美しいデザインを追求することをカラーユニバーサルデザインは求めています。

それでは、配色に気をつければ、どんな人にも見分けられるようなデザインになるのでしょうか。色は、面積によっても影響を受けます。外光で見る場合と、室内でも白熱灯と蛍光灯で見る場合とでは変わってきます。また印刷色もあれば発光色もあるので、こうすれば解決できますよということはむずかしく、ケースバイケースで対応し、アドバイスしています。

平成16年6月に、JIS X 8341-3:2004「高齢者・障害者等配慮設計指針−情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス−第3部:ウェブコンテンツ」(以下、「ウェブアクセシビリティJIS」と略す。)が制定されました。その中にも見えやすい色についての記載も参考になります。

JIS X 8341-3
5.5「色及び形」
5.5aウェブコンテンツの内容を理解・操作するのに必要な情報は、色だけに依存して提供してはならない。
5.6「文字」
5.6c フォントの色には、背景色などを考慮し見やすい色を指定することが望ましい。

※参考ホームページ
JISの個別要件と12のポイントの関連
http://barrierfree.nict.go.jp/accessibility/minna/jis2.html

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