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電話リレーサービスのための画面配信システムの研究開発

[ 目次 ]

  1. 概要情報
  2. 説明資料

1. 概要情報

研究発表の様子写真1。パネルとパソコンを設置して発表している様子  研究発表の様子写真2。発表者の説明を受ける来場者の様子
研究開発の概要
研究開発名 電話リレーサービスのための画面配信システムの研究開発
団体名 株式会社自立コム
対象となる人 聴覚・発語障害者
目的 聴覚・発語障害者(以後、障害者と称します)は、電話を利用して遠隔にいる健常者と会話を行うことが困難である。そこで電話回線を利用して、オペレータが文字を音声に音声を文字に変換して中継する電話リレーサービスの普及が望まれている。しかしながら、現状では障害者が電話リレーサービスセンターのオペレータとの間で文字を取り交わすソフトウエアやハードウエアに制限がある。本研究開発は、電話リレーサービスを利用する際の、障害者とオペレータとの間で交わす文字入力システムをより簡便で精度の高いものにすることを目的とする。
概要 障害者の手持ちのパソコンが、インターネット接続可能な環境にあり、インターネットエクスプローラ、ネットスケープ等の一般的なブラウザソフトを所有していれば、特別なソフトウエアを必要とせず、安全・確実にセンターと文字による会話を可能とする。つまりwww.jtrs.co.jpにアクセスすることで、自動的にキーボード及び手書き入力画面が瞬時に障害者側のパソコン上にダウンロードされる環境を提供する。
新規性 インターネットを利用して、キーボード入力だけでなく手書き入力画面を含む2画面がサーバーから即座にダウンロードされること。
波及性 日本には、聴覚や発語に関する障害を持つ人口が600万人以上であると言われている。障害者のみならず、周囲の家族・友人、または職場の関係者は、当該ソフトウエアを用いた電話リレーサービスを手軽に利用できることとなれば、その利用可能人口は将来的には1,000万人を超えると予想される。
有益性 障害者にとってFaxやe-mailの普及は、通信事情を飛躍的に改善した。しかし、健常者が電話を利用するようにリアルタイムな双方向会話はできない。利用しやすい電話リレーサービスの普及は、日常生活のみならず、職業的にも社会参加の機会創出と自立した生活への大いなるバックアップとなる。
事業化 市販予定はないが、H14年度内での電話リレーサービスへの応用を計画中
研究開発期間 平成14年度(H14年9月30日〜H15年3月31日)

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2. 説明資料

本研究開発に関する詳しい情報については以下をご参照ください。HTMLとPDFの2つの形式で提供しています。

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以下は、このページの奥付です。