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障害による情報格差の解消へ。「ICTアクセシビリティアドバイザー」認定試験がスタート

3 高齢者や障害のある人が世の中で活躍するきっかけにも

認定試験は、どのようなスタイルで実施されるのでしょうか?

田代:2022年度は一斉テストとして実施したのですが、2023年度から全国にあるテストセンターで年間を通じていつでも受験ができるようにしていく予定です。そして、将来的にはアクセシブルな試験にしようかと考えています。例えば、全盲の人やキーボードが使えない人でも受験できるスタイルを作りたい。そのためには在宅受験の方が良いだろうか、などと模索しながら進めています。

先日、日本支援技術協会がデジタル庁のデジタル推進委員の指定団体になり、認定試験に合格した人をデジタル推進委員に推薦できるようになりました。この肩書きは、一つのステータスとして活かせると思っています。お住まいの地域や職場や学校で頑張ってみようと思ってもらえるきっかけになるかもしれません。

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