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困難を乗り越えるためのiPad活用を提案するスタジオギフトハンズの取り組み

4 視覚障害が移動障害ではなくなる時代が来た

今後は、どのように活動を展開されたいとお考えでしょうか?

三宅:ICT端末の便利な機能やアプリについて、当事者同士で情報交換ができる場をこれからも作り続けたいです。そして、その活動を通して顕在化した課題などをICT端末やアプリの開発者にフィードバックし、さらにいいものにアップデートするきっかけにして貰えたらと思っています。

また、コロナ禍を契機に情報交換の場もリアルからオンラインへと移行しました。それによって、海外からの参加も可能になり、より多くの人が情報を得られるようになったと感じています。こうした経験を通して、視覚障害は移動障害にもあたるという概念は、事実上終わったとういう感覚を持ちました。おそらくあと数年したら、目が見えなくても特段困ることがないという時代が来ると予想しています。そのときに、デジタルネイティブと呼ばれる世代だけではなく、ICTに馴染みがない世代の人たちにも、情報とテクノロジーの恩恵が行きわたるように活動を展開していきたいです。

 

取材協力:
スタジオギフトハンズ 三宅琢さん
取材日:
2020年10月

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