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障害者のeスポーツ挑戦を本格支援! 「障害者プロゲーマー養成所」が開設

1 eスポーツとグラフィック作成:利用者に2種類のアクティビティを提供

 黒を基調とした外観がスタイリッシュな生活介護施設iba-sho
黒を基調とした外観がスタイリッシュな生活介護施設iba-sho

障害者の方がeスポーツに挑戦する取り組み「ONE GAME」を始めたiba-shoですが、そもそもはどんな施設なのでしょうか?

中村:iba-shoは、障害支援区分が3以上の身体・知的・精神障害を持つ18歳以上の方に対して、日帰り福祉サービスを提供する生活介護施設です。「3以上」というのは、比較的重度の障害を指しています。例えば身体障害ならば、四肢を自らの意思で動かすことは困難なケースが多いです。

 自然光が差しこむ開放的な空間で、利用者はグラフィック作成などに取り組む
自然光が差しこむ開放的な空間で、利用者はグラフィック作成などに取り組む

 黒を基調とした外観がスタイリッシュな生活介護施設iba-sho
座った姿勢の維持が難しい利用者は機械浴で安全に入浴できる

利用者さまは来所してまず入浴した後、昼食や休憩を挟みつつ、夕方までご希望や障害の程度に応じて各々のアクティビティに取り組んでいます。 ONE GAMEの利用者さまは専用の部屋でゲームをプレイしたり、グラフィック部門の方はタブレットやアプリを使ってグラフィックを作成しています。

 ゲーミングPCが並べられたゲーム専用ルーム
ゲーミングPCが並べられたゲーム専用ルーム

ゲーム専用ルームは黒を基調にしたインテリアで、まさにプロゲーマーらしい雰囲気ですね。

中村:壁紙や床などの内装は黒を基調にして、通常の福祉施設の部屋とは異なる雰囲気にしています。利用者さまの「eスポーツに挑戦しよう!」というモチベーションを盛り上げる狙いがあるんです。

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