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みんなでつくるバリアフリーマップ

1 みんなでつくるバリアフリーマップとは

車椅子ユーザーが新しい場所に行く際、行き先についてのバリアフリー情報はとても重要です。自分たちの生活圏内であれば情報は経験として蓄積されていきますが、新しい場所では情報が不足し、出かけること自体が難しくなることもあります。そんな車椅子ユーザーの困難を解消するためのプロジェクトが「みんなでつくるバリアフリーマップ」です。みんなでつくるという名前の通り、車椅子ユーザーが経験した情報を地図上に投稿、蓄積していき、必要な人たちに届けることでバリアフリー情報を広げていくという仕組みになっています。これまでのバリアフリー情報は車椅子ユーザーからの情報がほとんどでしたが、通常、車椅子ユーザーが一人で移動するわけではありません。誰かしら一緒に行動する人がいると思うので、そういった車椅子ユーザーの困難を理解してくれる周囲の人たちにも投稿していただけるようなシステムを確立し、バリアフリー情報があればこんなに世界が広がるということに共感していただければと思っています。

このプロジェクトを立ち上げるきっかけとなったのは、PADM遠位型ミオパチー患者会の活動を行う中、出張などで出かけた際に私が感じた、「行ってみたら行けるな」ということをみんなで共有したいと思ったことでした。最初は、私の経験したことをFacebookやブログにアップしていましたが、さらにその情報をわかりやすくより多くの人に伝えたいと、YouTubeで車椅子スポットを紹介する「車椅子ウォーカー」を開始しました。そのうち、もっともっとみんなで情報共有したいという想いが強くなりましたそこで、予算を立て見積もりを取ってみたのですが、私のお小遣いだけではとても無理でした(笑)。そんな時、Googleインパクトチャレンジの募集を知り応募したところ、2015年3月26日にグランプリをいただくことができました。それを機に活動が具体的になり、今日に至ります。

Googleインパクトチャレンジ授賞式の様子。プロジェクトメンバーとともに
  Googleインパクトチャレンジ授賞式の様子。プロジェクトメンバーとともに

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