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視覚障害者をリアルタイムナビゲーション「ガイドグラス」(3/4)

3 ウエラブルデバイスの問題とその解決に向けて

ご存知の方も多いと思いますが、現在グーグルグラスは一般向けには発売されていません。2013年に発表されて以降、2015年1月に販売が停止され、今は業務利用に限定し、企業向けに販売するための開発を再開していると聞きます。カメラ機能に肖像権などの問題があるという論争も巻き起こりましたが、そういった問題のクリアやアプリ開発などがあまり進まず、現状は業務用としての活用にとどまっているようです。日本国内でもこういったメガネ型端末は開発されていますが、そのスペックを検討した結果、ガイドグラス機能を乗せる要件を満たしていない状況でしたので、日本での販売が見込めなくなったグーグルグラスや国内のメガネ型端末を使用した商品化は一旦ストップせざるを得ませんでした。

しかし当社は一刻も早く商品化を進めていきたいという観点から、市販の小型カメラを一般のメガネに簡単に取り付けられるようにして、スマートフォンを組み合わせることで、ガイドグラスを使用できるように開発を進めています。この開発にあたっては、クラウドファンディングhttps://readyfor.jp/projects/guideglass)を利用して支援者を募っている状況(2016年1月9日まで)ですが、2016年度夏には必要とされる方々へ商品をお届けできるように準備をする予定です。

今回のプロジェクトの実施スケジュールは以下のとおりです。
■2016年1月〜6月:「guide glass」システムの開発
■2016年1月〜6月:外付けカメラ取付器具の開発・製作
■2016年7月〜:実証実験/モニターテスト(1ヶ月間を想定)

開発を進めているデバイスの構成イメージ
  開発を進めているデバイスの構成イメージ

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