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日本で唯一の視覚障害者専用放送局 JBS日本福祉放送(4/5)

4 パラリンピック中継など特別番組も

パラリンピックに関する特別番組の活動報告書
パラリンピックに関する特別番組の活動報告書

  通常の番組のほか、パラリンピックの時などは態勢を取って、中継などの特別番組も放送してきました。JBSとしては1996年のアトランタ・パラリンピックから継続してパラリンピックの模様を伝えてきましたが、2008年9月の北京パラリンピックの時は、開局20周年の記念事業として、北京に私を含め、プロデューサーやディレクター、アナウンサーなどスタッフが出かけ、競技の様子やインタビューなどを生中継しました。中継は開会式直前から閉会式まで13日間にわたって行われました。そして、2012年のロンドン・パラリンピックや2014年のソチ・冬季パラリンピックでも、大会期間中、特別番組を放送しました。番組では、日本人選手の結果を伝えるだけでなく、視覚障害アスリートや選手の知人の方々にスタジオに来ていただいて、お話を伺ったり、ボランティアの協力で関連記事の音訳などを行ったりしました。こうした活動は報告書の形で冊子にして公表もしています。

  また、視覚障害者に関する会議やシンポジウムの内容を一切アレンジせずに完全収録して、インターネットラジオのオンデマンド機能を使って、リスナーに提供することも行っています。現時点では2014年10月に徳島で開かれた「第40回全国視覚障害者情報提供施設大会」の全体会議と分科会の様子がアップされています。このようにいつでも聴くことができるというのはインターネットラジオの利点で、リスナーの評判もいいですね。

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