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現在位置: トップページ > トピック記事 > 高齢者・障害者支援サービス・取組 > 身体に障害がある人の生活を便利にする学習型赤外線リモコンのアプリケーションを開発

身体に障害がある人の生活を便利にする
学習型赤外線リモコンのアプリケーションを開発(1/5)

1. アシスティブ・テクノロジーとのかかわりについて

「アシスティブ・テクノロジー」は支援技術といわれる分野ですが、私共は障害者の生活を支援する補助機器やソフトウェアの企画開発から製造、販売までを手がけています。私自身はもともと航空機関係のエンジニアをしていたのですが、福祉に関係する仕事をしたいと1994年に「テクノツール」を起業しました。当時はパソコンが家庭にも浸透してきたころで、障害のある方のための重要なコミュニケーションツールになっていくのではないかと考えました。これまでには身体障害者向けの入力装置や操作を支援するソフトなどを開発してきました。視覚、聴覚、上肢に障害がある方などすべての分野の支援技術を手がけている専業業者は日本で唯一ではないかと思っています。

この10年でさまざまな支援機器が開発され、身体が不自由な方たちがパソコンをワンスイッチで操作しながらメールをやり取りし、インターネットから情報を得ることができるようになっています。しかし、重度の身体障害がある方が生活する中ではまだいろいろ不自由なことがありますので、身の回りの環境を制御する装置を作りたいと考えていました。その中では、リモコンがひとつのキーデバイスになると考えました。

情報通信研究機構の「身体障害者向け通信・放送役務提供・開発推進助成」に応募させていただいたところ、平成17年と18年度に助成金をいただき、学習型赤外線リモコンのアプリケーションの開発と利用支援サービスのためのウェブ開発を2年間で進めることができました。

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