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現在位置: トップページ > トピック記事 > 高齢者・障害者支援サービス・取組 > NECまごころコミュニケーションは聞こえない方、見えない方のニーズに合わせて、コミュニケーションをサポートしています

NECまごころコミュニケーションは
聞こえない方、見えない方のニーズに合わせて、
コミュニケーションをサポートしています(4/5)


以下の記述は2008年当時のものです。このサービスは、2015年3月迄で終了し、現在は提供されていません。

4. 個人情報保護とサービスの提供について

会員の個人情報をお守りするためには、万全の配慮をしています。目が見えない方への代読サービスでは、ご自分だけの手紙や文章を家族に知られたくないといって利用される方もいらっしゃいます。当社では依頼を受ける用件については、すべて専用システム化しています。FAXでお送りいただいた依頼も紙で受け取るのではなく、システムのサーバーの中にFAXを取り込んでイメージ情報化しています。依頼が届いた日付順、時間順に表示されます。ホームページからの依頼についても、セキュリティーを強化した‘‘https’‘を使用しています。このようなシステムで管理することによって、安全面が強化されています。もちろん担当者しか開くことができないようにしているので、担当者以外の人に読まれることはありません。当社はプライバシーマークの認証許可を受けていますので、安心してご利用いただいています。

利用される方の個人情報の保護は大切ですが、その一方でお調べするときに個人情報保護がある意味バリアになってしまうこともあります。個人情報が守られることはありがたいことで助かるのですが、利用者が実際に問い合わせしたいときに、個人情報保護法によってはじかれてしまうことがあるので残念です。情報バリアについて考えさせられます。

例えば一つの例をお伝えすると会員より金融関係の解約の依頼があり、相手先窓口に伝言したところ、ご本人より依頼されたということを確認するため、個人情報を尋ねられ、結果的には対応不可能との回答でした。「解約の際、本人か家族の誰かが電話しないと解約ができない」とのことで会員から誰も頼める人がいないと伝言しましたが、それでも回答は同じでした。

このような問合せをした場合、本人がそばにいる状態で家族等信頼できる代理者からの電話を求められる場合が多いのですが、あるカード会社では、本人からの「電話」以外はいっさい受け付けられない(家族でも不可)と、伝えられました。

ヘッドセットをして対応するオペレータの写真
※写真2 まごころコミュニケーションのサービスの様子

目や耳に障がいがある方たちは社会生活を送る上で情報コミュニケーションにバリアがあります。私たちのサービスは、会員が困っていらっしゃる部分をお手伝いしています。利用していただくことで、障がいのある方が自立して生活し、社会参加できるようになることを願っています。

最近さまざまなIT機器やツールが発達していますが、まだバリアは残っています。私たちは本来障がいがなければ会員ご自身で伝えられることを代行しています。その意味で私たちのサービスは道具であり、会員と相手の間にいる透明な存在です。まさに黒子的な役割を果たしているのだと思います。

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