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障害を持つ訪日外国人向けのホームページを制作するグリズデイルさん「情報バリアフリーは命を守ること」

4 社会やビジネスのアップデートに向けた情報バリアフリーの実現を

グリズデイルさんご自身も、個人で日本の観光地のバリアフリー状況を発信するホームページを運営されていますよね。

グリズデイル:私は日本が大好きで、好きなものは誰かに伝えたいという思いと、日本のファンを増やしたいという思いでホームページを制作しました。日本は交通機関をはじめ観光地のバリアフリーも、かなり進んでいます。障害を持っている外国人にも、現状を正確に伝えたいと考えました。車いすユーザーとして実際に現地を訪れてみて、バリアフリー情報を紹介しています。大切にしているのは、主観的な意見に偏らず「段差があります」とか、客観的な情報を正確に伝えることです。

ホームページの運営において、どのようなときにやりがいを実感されますか?

グリズデイル:以前、車いすユーザーの訪日外国人の方から、道で「いつもホームページを見ています」と声をかけられたときは嬉しかったです。他にもメールで「日本への旅行を諦めていましたが、バリアフリーの情報を発信してくれたおかげで旅行を決断できました」という声をもらいました。そういうときは、ホームページを運営していてよかったと思います。

これからどのような情報を発信されたいとお考えでしょうか?

グリズデイル:今後は、身体障害者向けの情報だけではなく、発達障害を抱える方向けの情報も発信できたらと思います。たとえば、人混みでパニックを起こしてしまう人が落ち着けるクールダウンスポットなど、まだまだ盛り込みたい情報はたくさんあります。東京2020パラリンピック競技大会では、障害者は地球上の人口の15%を占めているというメッセージ「WeThe15」が話題になりました。障害を持つ人たちの人数はとても多いのに、情報バリアフリーはまだまだ社会貢献の域を出ていない気がしています。今はまだ「情報バリアフリーに努めなくてはいけない」という意識が強いかもしれませんが、いつかは「すべての人が情報にアクセスしやすくなるインクルージョンの実現が社会やビジネスのアップデートにプラスになるんだ」という動機へと変わっていくといいなと思います。

 

取材協力:
グリズデイル・バリージョシュアさん
取材日:
2021年11月

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