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現在位置: トップページ > トピック記事 > 高齢者・障害者の現状と課題 > 高齢者にICTの有用性を伝えるのは誰? 〜高齢者と情報通信における現状と課題〜

高齢者にICTの有用性を伝えるのは誰?
〜高齢者と情報通信における現状と課題〜(8/11)

8. 高齢者はどうすればICTを使えるようになるか?
〜普及には端末、教室、先生が課題

前述のアンケートで高齢者のネット利用を可能にする重要なことは何かと質問したところ、次のような回答結果であった。

結果のグラフ
1位 パソコンや携帯電話の使い勝手がよくなり操作が簡単になること 296名
2位 IT講習会のような無料で使い方を教えてくれる教室が近所にあること 279名
3位 PC教室に高齢者のインターネット利用の指導ができる講師がいること 266名
4位 シニアネットのような非営利情報教育活動を行政や企業が支援すること 250名
5位 パソコンや携帯電話の端末や利用料金が安くなること 214名
6位 ネットを安心して利用できるように技術や制度が整備されること 213名
7位 インターネットでコミュニケーションしたい相手が増えること 186名
8位 テレビや新聞などが高齢者へインターネットに関する情報提供をする 151名
9位 便利で魅力あるインターネット情報サービスや商品が増えること 141名

回答者はシニアネット教室などで学んだ高齢者であることを前提にしても、高齢者がICTを使えるようになるために重要なのは、次の3点に集約できよう。

  1. 情報通信端末やサービスの使い勝手が良くなること
  2. 高齢者が気軽に(近所で安く)ICTを学習する機会を確保すること
  3. 高齢者に適切な指導のできる良い指導者(講師)と出会えること

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