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現在位置: トップページ > トピック記事 > 情報バリアフリー全般 > ICTを活用したい障害者と活動できる人材の育成

パソコンなどのICTを活用したい障害者と共に考え、
活動することのできる人材の育成が必要です(6/6)

6. 障害者のICT利用をサポートする人材は不足していますか

障害のある人自身がパソコンを使いたいと思っていて、すでに特殊な道具や機械を持っているという場合でも、ホームヘルパーや訪問看護師たちが道具や機械を見てフリーズしてしまうことがあります。しかし誰かがパソコンをセットし、電源を入れるなどしないと、使うことができません。介助者だけでなく、機能訓練を担当する理学療法士や作業療法士たちの多くも養成課程では障害者がパソコンを利用する際の支援については教育されておらず、何をしたらよいのかわからない。ですからパソコンを使いたいけれど、誰に相談してよいのかわからなくてあきらめている人が世の中には多いと思います。

全国にはリハビリテーションセンターという名称が増えてきています。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの専門職はたくさんいますが、リハビリテーションエンジニアがいるところはとても少ないのです。

神奈川県総合リハビリテーションセンターを退職して7年経ちますが、在職中に支援をした利用者から今でも相談があります。特別支援学校の教師になった卒業生が、自分の担当している訪問学級の生徒について相談に来ることもあります。その卒業生と共に訪問学級の生徒を訪問したこともあります。また、学生たちの現場実習でお世話になっている施設職員から利用者のパソコンについて相談されることもあります。

大学に転出する前からリハビリテーションや福祉の分野で働く人たちの講習会開催にも関わってきました。コミュニケーション支援の分野における人材の育成や援助がまだ十分に進んでおらず、スタッフも足りていないのが日本の現状です。障害者権利条約の批准をきっかけに、今後も医療や福祉分野でコミュニケーション支援のできる人材を育成するために活動していきます。

伊藤英一先生の写真

写真2 TASの説明をする長野大学社会福祉学部社会福祉学科教授 伊藤英一先生

取材日:
2009年2月5日
取材協力:
長野大学 社会福祉学部 伊藤研究室
http://www2.nagano.ac.jp/ito/
取材者:
独立行政法人 情報通信研究機構 情報通信振興部門 バリアフリーサイト

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