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現在位置: トップページ > トピック記事 > 成果発表会 > 平成26年度 NICT情報バリアフリー助成事業 成果発表会等開催

聴覚障害者向けリアルタイム字幕配信役務の提供

NPO法人 シーエス障害者放送統一機構

詳細

成果展示・成果発表の詳細
事業名 聴覚障害者向けリアルタイム字幕配信役務の提供
事業者名 NPO法人 シーエス障害者放送統一機構
成果展示概要 リアルタイム字幕放送「目で聴くテレビ」とその受信機「アイ・ドラゴン3」の仕組みをパネル展示。モニターでは実際の放送映像を放映し、字幕や手話の切り替えなどの操作を実際に体験していただきました。
成果発表概要 番組に字幕や手話をつけたCS放送「目で聴くテレビ」では、平成26年度に103回のリアルタイム字幕配信を行うことができました。またリアルタイム字幕制作者の養成講座も4回開催し、のべ40名の方々に参加いただき、字幕制作の人材育成を図りました。
テレビの字幕放送の普及率は年々高くなってきていますが平成25年度実績では、NHK総合が約7割に対し、在京キー5局では5割、民放地方局ではわずか4割にとどまっています。今後も字幕付与の必要性が高く、特に地方の放送事業者と連携し、字幕付与番組の増加を図る必要性があると考えています。また、新しい技術開発による多言語化も将来的なテーマの一つです。
今年の国際電気通信連合(ITU-T)本部で開催された会議において、「目で聴くテレビ」の実績が大きく貢献した国際電気通信連合ITUでの標準化技術(H.702)が承認されました。これによって、第三者による字幕や手話の提供が容易になりますので、より一層のバリアフリー化を推進する契機となっていくはずです。
放送番組以外のコンテンツへの字幕付与の可能性、IPTVによる字幕・手話の付与など新たな課題にも挑戦し、一つでも多くの番組に字幕をつけることを可能にしていきます。
参考資料 成果発表会資料

成果展示の様子 成果発表会の様子
成果展示の様子の写真 成果展示の様子の写真 成果発表会の様子の写真

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