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WEBアクセシビリティの改善でバリアフリーなサイトへ「博報堂SDGsプロジェクト」

2 3社の強みを活かして調査から改修まで一気通貫のサービスを展開

では具体的なソリューションの中身について教えてください。

ミライロ 梶尾武志(かじお・たけし)さん(以下、梶尾): まずミライロの担当で現状の調査を行います。具体的な調査としては「JIS規格に基づいた診断」です。WEBアクセシビリティは「JIS X 8341-3」で、ある程度チェックするべき項目が明確になっていますので、JIS規格に照らし合わせて調査します。ただ、JIS規格に沿って改修したとしても、実際に使いやすくなっているかどうかわかりません。そこで、次に「ユーザーテスト」を行います。視覚障害者の方等にご協力いただいて、問題なく情報を取得できるかどうかチェックします。我々の担当は診断とテストになりますので、改善提案を博報堂社と博報堂アイ・スタジオ社にレポートで共有して、その先の具体的なプランの提案やWEBサイトの改善や改修はお任せするかたちとなります。

WEBアクセシビリティ診断で重要な調査の部分を担当するミライロの梶尾さん
WEBアクセシビリティ診断で重要な調査の部分を担当するミライロの梶尾さん

プランは3つご用意されているようですが、どのようにしてプランが決まるのでしょうか?

佐宗:クライアントのWEBサイトの状況や予算に応じて、調査の範囲を決めています。やはりサイトの改修には時間も費用もかかりますので、極めて重要な部分の改修を提案するライトプランから用意しました。より良いサイトを作るためのオプションプランとしては、具体的なユーザー像の設計からはじまり、誰しもアクセスしやすいサイトにするためのコンサルを実施しています。


WEBアクセシビリティ診断は、どのように提案されているのでしょうか?

辻田:基本的には、既存のクライアントに折りを見て個別に提案を行っています。博報堂はクライアント企業とパートナーのようなかたちで、深いお付き合いさせていただいております。常日頃から営業担当がこまめにコミュニケーションを取っていますので、たとえば「SDGs視点で何か取り組みをしたい」「WEBサイトを改修したい」というようなニーズを掴んだときなどにご提案しています。

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