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アクセシビリティを高めるための診断ソフトウェアツール群の提供 (富士通) (1/4)

1. 富士通の考えるユニバーサルデザインとは

富士通では、誰もが参加できるICT(情報通信技術)社会の実現を目指し、ユニバーサルデザイン(UD)に取り組んでいます。

そのために重要だと思うのは、「製品やサービスそのものを使いやすくすること」、そして「より多くの人の社会参加を支える製品やサービスの提供」です。私たちは、製品やサービスが、いろいろな方々の状態や状況に柔軟に対応できるよう、「五感をおぎなう」「身体をいたわる」「経験や文化を気づかう」「利用状況にそなえる」「使いやすさを極める」という5つの視点をデザインに活かすことを、いつも心がけています。

さらには、ハード、ソフトやウェブという、ICTシステム自体の機能や仕様だけではなく、働く環境であったり、働き方そのものだったり、そういったトータルの部分にUDの思想を入れて、誰もが使いやすいものにしていければ、と思っています。

代表的なUDの事例には、パーソナル向け製品ではらくらくホンらくらくパソコンの各種機能、ビジネス向け製品では、操作画面のデザインだけではなく、車いすのお客様も横付けできるようにボディ下部を凹形状のラウンド型にしたATMなどがあります。他にも、特定の色の判別が困難な方や、発達障がい・知的障がいの子どもたちを支援する、携帯電話のソフトウェア開発なども行っています。

社内の取り組みとしては、UDのe-ラーニングを全従業員に対して実施しています。これは、開発関係者だけではなく、社員全員がUDに対して知識を持ち、理解することが必要だという考え方から行われているものです。また、社外活動としては、国際会議や展示会などに積極的に参加し、富士通の考えるUDの普及啓発活動に務めています。

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