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より一層のアクセシビリティの向上を目指して
(東京都杉並区「のーまらいふ杉並」)(5/5)

5. 「のーまらいふ杉並」の目指すもの

「のーまらいふ杉並」は障害者のための生活支援サイトであり、障害のある全ての方にとって使いやすいホームページ作りを目指しています。しかしそれは、現実的には非常に難しい目標です。一般に障害のある方というと、車椅子に乗っていたり、目や耳が不自由だったり、というイメージがあるかもしれませんが、実際にはその他にも、内部の障害や、知的障害など、いろいろな障害をお持ちの方がいらっしゃいます。

全ての方に対応したホームページを作るにはどうしたらよいのか、というのは、答えの出ない悩みでもあります。一部不都合があるかもしれないということはご理解いただきながら、できる限り皆さんにとって使いやすいものにしていくために試行錯誤していく。それが私たち「のーまらいふ杉並」を運営していく側の使命なのかもしれません。そのためにも、今後もアクセシビリティの向上と、ユーザー視点に立った使い勝手のよさの追求を重ねていきたいと思っております。

最近では、「イベント情報をもっと知りたい」「いろいろな人と交流する場が欲しい」という多くの声を受けて、今後行うイベントの情報を充実させるとともに、開催したイベントの様子をホームページ上に掲載する取り組みを始めています。これによって、参加できなかった人がイベントの雰囲気を知ることができたり、行くことをためらっていた人が「今度は行ってみようかな」と思うきっかけになったりすることを期待しています。

さらに、このサイトを通じて、一般の方や事業者、ボランティアやそれを目指す人たちが、障害のある方に対する理解を深めていっていただければいいなと思っています。普及啓発という意味でもさらに役立つサイトになってくれれば、というのが私たちの願いでもあります。

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取材日:
2009年11月6日
取材協力:
■杉並区保健福祉部障害者施策課
杉並区のWebサイト http://www.city.suginami.tokyo.jp/
取材者:
独立行政法人 情報通信研究機構 情報通信振興部門 バリアフリーサイト

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