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ホームページのアクセシビリティ確保について
(東京都三鷹市その4)(1/5)

アクセシビリティに関する職員研修を実施

1. 「ウェブ・アクセシビリティ研修」でぜひ伝えたかったことは何でしょうか?

三鷹市では、一般行政職職員を対象に2月初めの4日間、ウェブ・アクセシビリティに関する研修を行いました。研修には対象職員の約8割が参加しましたが、このような大規模な研修は全国的にも珍しい取り組みと自負しています。

今回の研修は初めてのウェブ・アクセシビリティに関する研修でしたから、まず最初に今なぜウェブ・アクセシビリティが求められるのかを理解してもらうことを心がけました。

そのために、例えば音声読み上げソフトを使用してホームページの閲覧をしている人がいることなど、さまざまな閲覧環境があるということを実感してもらう必要があると考えました。そして、一般の利用者以上に、外出に困難が伴う方にとってのインターネットはとても大切な存在だということを知ってもらい、無意識のうちにそういう方々を排除してしまうことのないようにしていこうということを伝えたいと思いました。

研修では、ビデオで全盲弱視肢体不自由の障害のある方がどのようにホームページの閲覧をしているのかを見てもらいました。これは言葉を使っていろいろな説明をするよりも効果があったようで、研修後に多くの職員から「あのようにホームページを閲覧している方がいるとは知らなかった。とても衝撃を受けた」というような言葉をもらいました。

このように、実際に使っている様子を知ることで、それまで気がつかなかったことに気がつくようになるのではないかと思っています。ただ、ウェブ・アクセシビリティという考えは、対象を障害者や高齢者に限ったものではありません。今回の研修では時間の制約もあるため主に障害者や高齢者の話をしましたが、今回の研修を機に障害者、高齢者を含む利用者の視点に立った情報発信をしていくきっかけにして欲しいと思います。

■総務省 みんなの公共サイト運用モデル 障害者のホームページ利用の紹介ビデオ
http://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3487097/www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/w_access/kanren02_video.html

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