複数情報伝達モードを備えたユニバーサルな電話リレーサービスの提供
ろう者・難聴者、中途失聴者とその家族。公的機関等(@市役所・役場、警察、ハローワークなどの公共施設窓口。A病院・薬局等医療機関。B銀行・保険会社などの金融機関。Cその他、小売り、サービス業を含めた全ての業種。)
複数の情報伝達モード(画像・文字字幕・筆談機能・アイコン・シンボルマーク、地図、住所、ビジュアル情報等)を備えたユニバーサルな“電話リレーサービス”を提供します。
従来の一般的な電話リレーサービスは、通訳者を介してろう者と聴者を一対一で接続するシステムであり、ろう者と通訳者間は手話、通訳者と聴者間は音声日本語が唯一の情報伝達モードであり、ろう者と聴者が相手の表情やジェスチャを直接確認したり、手話または音声日本語以外の情報伝達手段を用いて意思疎通を図ることができませんでした。
本システムは、ろう者・聴者・通訳者の3者が同時に画面に表示され、ろう者と聴者がお互いに相手の表情やジェスチャを直接確認したり、手話または音声日本語以外の複数情報伝達モード(文字や絵等のビジュアル情報(地図、住所、数字等))を用いて意思疎通が可能な電話リレーサービスを提供します。
<図の説明>
@ 利用者Aさん(ろう者)用画面:手話通訳者が左側に大きく表示され、自分は右上に表示され、市役所担当者は右下に表示される。
A 手話通訳者用画面:ろう者Aさんが大きく表示され、自分が右上、市役所担当者が右下に表示される。
B 市役所担当者画面:ろう者Aさんが大きく表示、自分が右上、手話通訳者が右下に表示される。
各画面の下には、筆談機能、文字情報・アイコン・シンボルなども表示される。
<図の説明>
システムはサーバとクライアントで構成され、クライアント同士はサーバを介してリアルタイムに通信を行うことができます。
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原本作成日: 2013年9月25日; 更新日: 2022年3月3日;