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身体障害者による情報通信機器の利用状況

平成24年(2012年)に総務省情報通信政策研究所調査研究部が東京都の特殊学校・障害者団体等を通じて、障害者の情報通信機器の利用状況について、多様な観点から分析することを通じて、情報バリアフリー環境の整備に関する基礎資料とするための調査「障がいのある方々のインターネット等の利用に関する調査研究」を行った。

ここではその調査結果から、身体障害者の情報通信機器利用率を取り上げる。

なお、インターネット利用率および、パソコン・ワープロ対応の障害者別・補助装置利用状況については、別途詳細に解説した。

身体障害者の情報通信機器の利用率

<身体障害者の情報機器の利用率データ(2012年)> ( )内は2002年の値
  視覚障害 聴覚障害 肢体不自由 知的障害
パソコン 86.2%
(75.5%)
88.7%
(84.7%)
74.7%
(55.9%)
28.3%
(26.2%)
インターネット 91.7%
(69.7%)
93.4%
(81.1%)
82.7%
(43.6%)
46.9%
(19.6%)
携帯電話・PHS 95.1%
(82.8%)
95.6%
(84.1%)
82.7%
(28.8%)
46.9%
(21.2%)
ネットショッピング
・ネットオークション
50.3%
(20.9%)
57.3%
(29.1%)
36.4%
(11.1%)
8.3%
(3.9%)

身体障害者の情報通信機器利用率のグラフ

出所:総務省情報通信政策研究所調査研究部「障がいのある方々のインターネット等の利用に関する調査[結果概要]2012年6月報告

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