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電話リレーサービスのための画面配信システム詳細
聴覚・発語障害者の自立した社会生活を支援するための研究開発

[ 目次 ]

  1. 本研究開発の目的
  2. 電話リレーサービスとは?
  3. 電話リレーサービス利用時の画面配信のフロー
  4. 配信画面の全体的なフロー
  5. 配信画面1:jtrsの初期画面
  6. 配信画面2:手書き入力画面
  7. 配信画面3:キーボード入力画面

1. 本研究開発の目的

  1. インターネットを利用して聴覚・発語障害者が電話リレーサービスを利用しやすくするための画面配信アプリケーションの開発
  2. より安全で利用しやすい電話リレーサービスにより聴覚・発語障害者の社会進出を促進し、自立した生活基盤を構築

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2. 電話リレーサービスとは?

電話リレーサービスの仕組みの模式図

電話リレーサービスとは、聴覚・発声障害者と音声電話との間で、会話を中継するサービスです。具体的には、障害者はインターネット・ブラウザを利用してサービスセンターにアクセスします。個人認証後、センター側から障害者のPC画面上に入力画面がダウンロードされます。障害者は、画面にキーボード又は手書きで話したい相手の電話番号と名前を入力します。オペレータのPC画面上にその情報がリアルタイムで表示されますので、オペレータは直ぐに相手の方に電話をします。電話の相手に障害者からの電話であることなどを説明し、障害者に用件を入力するようにキーボード入力により伝えます。このように、オペレータがデータを音声に音声をデータに替えて両者の会話を中継するサービスです。

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3. 電話リレーサービス利用時の画面配信のフロー

電話リレーサービス利用時のフローの模式図

障害者は、まずセンターに登録して、IDとパスワードを入手します。www.jtrs.co.jpにアクセスし、IDとパスワードを入力し、認証ができるとセンターのサーバーからキーボード又は手書き入力画面がダウンロードされます。センターでは、障害者からのアクセスのインバウンド時間と終了時間、センターから音声電話へのアウトバウンド時間と終了時間のログを記録します。ただし、会話の内容は一切記録されることはありません。

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4. 配信画面の全体的なフロー

配信画面の全体的なフロー図

左上が、www.jtrs.co.jpにアクセスした最初の画面(仮)。ID、パスワードを入力すると中央画面になります。センター側のオペレータが出ると、右側の画面に変わります。この段階で、文字の入力ができるようになります。画面は、障害者とオペレータとは基本的に同じであり、たえず同期しています。

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5. 配信画面1:jtrsの初期画面

jtrsの初期画面イメージ図

センターサイト(www.jtrs.co.jp)へアクセスした時の初期画面。

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6. 配信画面2:手書き入力画面

手書き入力画面イメージ図

オペレータと接続できた時の入力画面。キーボード入力でも手書き入力でもどちらでも入力可能。ただし、オペレータは絶えずキーボード入力のみで入力します。(仮画面)

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7. 配信画面3:キーボード入力画面

キーボード入力画面イメージ図

キーボード入力のみを選択した場合は、このような画面。(仮画面)

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以下は、このページの奥付です。