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6.3.1 重要な情報を伝えたり、機能したりするスクリプトの各々に代替のコンテンツを用意しているか

a. 概要

スクリプトやアプレット、その他のプログラムが動作しないように設定されていたり、サポートされていない場合でも、そのページが利用できるようにする。もし、それができないのであれば、アクセシブルな別のページを作成して同等の意味を持つ情報を提供する。たとえば、スクリプトによって機能するリンクは、スクリプトがオフにされていたり、サポートされていなくても利用できるようにする(リンク先として「javascript:〜」と指定してはいけない)。もし、スクリプトなしでも利用できるようにすることが不可能であれば、NOSCRIPT要素で同等の意味を持つテキストを提供する、またはクライアントサイドではなくサーバーサイドのスクリプトを使用する、またはチェックポイント11.4 にあるように別のアクセシブルなページを提供するなどする。


b. 点検ソフト(優先度1、自動)

SCRIPTに対するチェックは1.1.10で対応済み

OBJECTのチェック

1 チェックする要素

  • OBJECT

2 チェックポイント

※次のどちらかを満たせば良い

  1. OBJECT内にテキストまたはリンクがあるか?
    • 1.1.5と同様の方法でチェック。
  2. タイトルが付けられているか?
    • title属性があるかをチェックする。
    • title属性がある場合は値がNULLや空白でないかをチェックする。
    • NULLや空白の場合はNGとする。

EMBEDのチェック

1 チェックする要素

  • EMBED(HTML4.0では廃止)

2 チェックポイント

  1. ドキュメント内に代替のテキストやリンクがあるか?
    • 全ドキュメント内にNOEMBEDがあるかチェック。なければNG。
    • NOEMBED内にはテキストまたはリンクがあるかをチェックする。なければNG。

APPLETのチェック

1 チェックする要素

  • APPLET

※以下のどれかを満たせばOK、一つも満たさなければNGとする。

2 チェックポイント

  1. APPLETに代替(alt)テキストがあるか?
    • 1.1.4と同様のチェックを行う。
  2. APPLETにタイトルがつけられているか?
    • APPLET要素にtitle属性が付けられているかをチェックする。
  3. APPLET内にテキストまたはリンクがあるか?
    • APPLET内にテキストがあるか?
    • APPLET内にリンクがあるか?
      ※どちらかを満たせば良い。

3 備考

  • EMBEDはHTML4.01で定義されていない

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