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2.2.1 テキスト等と背景は誰にでも見やすい組み合わせになっているか

a. 概要

前景と背景の色の組み合わせが、色彩欠損のある人が閲覧してもまた白黒画面で見ても、十分なコントラストを発揮しているかを確認する。


b. 点検ソフト(優先度3、自動)

1 チェックする要素

  • Body bgcolor、text、alink、link、vlink =全ての値
  • STYLE要素内でBODYタグ内に設定されたcolor、background-color、backgroundプロパティ
  • 外部CSSのBODYに対して設定されたcolor、background-color、backgroundプロパティ

2 チェックポイント

  1. 比較対象の取得
    • 背景色・テキスト色・リンク色・訪問済みリンク色をSTYLE要素内、外部CSS、BODY要素内の順の優先順位で取得
    • 背景色・テキスト色(リンク色)が指定されていない場合はチェックできないためOKとする。
  2. 背景色と前景色の比較
    • 背景色とそれ以外を以下のアルゴリズムに従って点検
色のチェックアルゴリズム
2つの色の輝度の差と色の差が設定した範囲よりも大きければ、2つの色は適切な視度になっていることになる。
色の輝度は次の公式によって決められる。
((Redの値×299)+(Greenの値×587)+(Blueの値×114)) / 1000
このアルゴリズムはRGB値をYIQ値に変換するための公式から持ってきたものである。この輝度値により色の輝度がわかるようになる。
色の差は次の公式によって決められる。
(最大値(Red値1,Red値2)−最小値(Red値1,Red値2))+(最大値(Green値1,Green値2)−最小値(Green値1,Green値2))+(最大値(Blue値1,Blue値2)−最小値(Blue値1,Blue値2))
※ 輝度の公式から求めた値が135以上で、色差の公式から求めた値が500以上であればその色の組み合わせは見やすいと判断できる。

3 備考

  • 適用される色の優先順位は「STYLE要素>外部CSS>BODY要素」の順

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