前景と背景の色の組み合わせが、色彩欠損のある人が閲覧してもまた白黒画面で見ても、十分なコントラストを発揮しているかを確認する。
1 チェックする要素
- Body bgcolor、text、alink、link、vlink =全ての値
- STYLE要素内でBODYタグ内に設定されたcolor、background-color、backgroundプロパティ
- 外部CSSのBODYに対して設定されたcolor、background-color、backgroundプロパティ
2 チェックポイント
- 比較対象の取得
- 背景色・テキスト色・リンク色・訪問済みリンク色をSTYLE要素内、外部CSS、BODY要素内の順の優先順位で取得
- 背景色・テキスト色(リンク色)が指定されていない場合はチェックできないためOKとする。
- 背景色と前景色の比較
- 色のチェックアルゴリズム
- 2つの色の輝度の差と色の差が設定した範囲よりも大きければ、2つの色は適切な視度になっていることになる。
色の輝度は次の公式によって決められる。
((Redの値×299)+(Greenの値×587)+(Blueの値×114)) / 1000
このアルゴリズムはRGB値をYIQ値に変換するための公式から持ってきたものである。この輝度値により色の輝度がわかるようになる。
色の差は次の公式によって決められる。
(最大値(Red値1,Red値2)−最小値(Red値1,Red値2))+(最大値(Green値1,Green値2)−最小値(Green値1,Green値2))+(最大値(Blue値1,Blue値2)−最小値(Blue値1,Blue値2))
※ 輝度の公式から求めた値が135以上で、色差の公式から求めた値が500以上であればその色の組み合わせは見やすいと判断できる。
3 備考
- 適用される色の優先順位は「STYLE要素>外部CSS>BODY要素」の順
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