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10.4.1 INPUT、TEXTAREA、SELECT要素でデフォルトの値があるか

a. 概要

ユーザーエージェントが、空のテキストフィールドを正しく扱えるようになるまでは、デフォルトの文字を入れておくようにする。たとえばHTMLの場合は、TEXTAREA要素とINPUT要素にデフォルトの文字を入れるようにする。


b. 点検ソフト(優先度3、自動)

INPUT要素でデフォルトの値があるか。(10.4.1a)

チェックする要素

  • INPUT type=”text”、“checkbox”、“radio”

チェックポイント

  1. テキスト入力フィールド、チェックボックス、ラジオボタンにvalue値があるか?
    • value属性があるかチェック。ない場合はNG。
    • value属性に少なくとも1語のテキストがあるかチェック。ない場合はNG。
    • value属性の値がスペース(value=” ”)の場合はNGとする。

INPUT要素でデフォルトの値があるか。(10.4.1b)

チェックする要素

  • INPUT type=”radio”

チェックポイント

  1. ラジオボタンにcheckedがあるか?
    • INPUT type=”radio”がある場合、同じグループのうちの1つにchecked属性があるかチェック。ない場合はNG。
    • 同じグループとは、同じname値のINPUTタグを示す。

TEXTAREA要素でデフォルトの値があるか。(10.4.1c)

チェックする要素

  • TEXTAREA

チェックポイント

  1. TEXTAREA内にテキストがあるか?
    • TEXTAREA内に少なくとも1語のテキストがあるかをチェックする。
    • (空白(スペース)の場合はNG。)

SELECT要素内のOPTION要素でデフォルトの値があるか。(10.4.1d)

チェックする要素

  • OPTION

チェックポイント

  1. OPTIONのうち一つが選択された状態になっていないか?
    • 1つのSELECT要素に囲まれたOPTION要素のうち1つにselected属性があるかをチェック。なければNG。

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