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3D音声ブラウジングシステムの研究開発

[ 目次 ]

  1. 概要情報
  2. 説明資料

1. 概要情報

研究発表の様子写真1。パネルとパソコンを設置して発表している様子  研究発表の様子写真2。発表者の説明を受ける来場者の様子
研究開発の概要
研究開発名 3D音声ブラウジングシステムの研究開発
団体名 アライド・ブレインズ株式会社
対象となる人 視覚障害
目的 重度の視覚障害者のウェブ利用環境として、現在はテキストブラウザと読み上げソフトの組み合わせまたは音声ブラウザの利用が一般的だが、これらはウェブページのレイアウトを表現できず、操作性も通常のブラウザとは大きく異なっている。本研究開発では、頭部伝達関数を利用した音声出力方式により、ウェブページのレイアウトを音声で再現し、また、利用者が読み上げ位置を直接指定してハイパーリンク等の操作を行えるしくみを開発する。
概要 システムは、各指で押すスイッチを備えたハンドクリップ型のフィンガーポインタとその位置を常時測定するポイントロケータからなる3Dポインティングデバイス、および専用の音声ブラウザソフトで構成する。利用者は、PCに接続した3Dポインティングデバイスと、PCにある一般的なサウンド機能に接続したヘッドフォンを用い、音声ブラウザによりウェブブラウジングを行う。
新規性 レイアウト要素を持った音声読み上げと、位置指定による操作を組み合わせ、GUI(Graphical User Interface)に似た「SUI」(Sonic User Interface)を実現する。
波及性 今回開発するのはウェブブラウザだが、SUIの考え方はWindowsをはじめとするGUI全般に応用可能である。また、開発する3Dポインティングデバイスは、視覚障害者に限らず、簡易タッチスクリーン装置としても利用可能である。
有益性 視覚障害者が本システムを利用すれば、仮想音声スクリーン上にレイアウトされた読み上げ音声の位置を指定して操作が行えるので、操作の自由度が格段に高まり、操作時間の短縮も期待できる。
事業化 開発終了後、盲学校等を中心に注文生産販売を行いたい。ただし、3Dポインティングデバイスについては、需要が見込める場合には独立した製品としての製品化も検討する。
研究開発期間 平成13年度〜平成14年度

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2. 説明資料

本研究開発に関する詳しい情報については以下をご参照ください。HTMLとPDFの2つの形式で提供しています。

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以下は、このページの奥付です。