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車いす利用者の知りたい情報を集約したサイト「らくゆく」が障がい者の生活を変える

4 障がい者個人が持つ情報を共有できるサイトへ

今後、情報をどのように充実していきたいとお考えでしょうか?

八尋:マップのエリアを増やしていきたいです。あとは車いす利用者のみならず、高齢者や歩行用の装具を使っている方、あるいはベビーカーを使っている方など、外での移動を負担に感じている方々に、「らくゆく」を知ってもらいたいです。マップの他にも毎日を楽しむWebマガジン「RAKUYUKU STYLE」などのコンテンツもあるので、サイト全体の情報量を地道に増やしていきたいです。

松下:外出時にどのような情報があるとうれしいのかは、人それぞれです。その意味では、ベンチのある場所がマップ上にあれば、高齢者にとって有益な情報かもしれません。あとは、ちょっと休憩できる場所なんかも、人によってはありがたいですよね。車いす利用者に限定せずに、外出時のお悩みは「らくゆく」を覗けば解決する、というようなサイトを目指したいと思っています。

山本:個々に持っている情報を「らくゆく」に集約していけるといいなと考えています。様々なハンデを持つ方々は、個人個人でバリアフリーに関する詳しい情報を持っているんです。ところが、その情報を広げるコミュニティがなかったり、共有する先がなかったりします。ですから、「らくゆく」が、情報の受け皿になれるよう、いずれはクチコミをはじめコミュニティなどの機能も搭載していきたいです。

 

取材協力:
東京都チャレンジドプラストッパン株式会社
取材日:
2021年10月

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