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声で筆談する「ポケトークmimi」が高齢者や聴覚障害者とのコミュニケーションを変える

3 文字理解が速いフォントで円滑なコミュニケーションを実現

「ポケトークmimi」の具体的な利用シーンを伺えますか?

川竹:「ポケトークmimi」は難聴者ご自身がお持ちになって使って頂く事はもちろん、周りで介助なさっている方にも多くご利用いただいています。ご高齢の方であれば、ご家族や介護士さんです。大きな声で話しかけるのではなく、伝えたいことを文字で伝えて、円滑なコミュニケーションをする、という利用目的で使っていただけると便利だと思います。

たとえば、介護士さんがポケトークmimiに「今日は体調悪くないですか?」と音声を吹き込み、要介護者の方が変換された文字を見て、「大丈夫です」と答えるようなかたちで、日頃のコミュニケーションで利用していただければと思っています。

フォントも見やすい印象ですが、何をもとに決められたのでしょうか?

川竹:フォントは「 UD 教科書体」を採用しています。これは、文字の読み書きに困難を抱える障害(ディスレクシア)の方にとって読みやすいと言われているフォントで、文字の理解が速いとされています。実際に、他のフォントと比較しても、読み取るスピードが速いです。ストレスなくコミュニケーションを取るために、このフォントを選びました。

インターネットへの接続が必要ということですが。

川竹:音声をクラウド上で変換しますので、インターネットの利用は必要になります。「ポケトークmimi」の購入から2年間は別途費用が発生することなくご利用いただけます。2年後もご利用いただく場合は、延長手続き(月額1,100円・税込)が必要です。

文字による最適なコミュニケーションを追求したと語る川竹氏

文字による最適なコミュニケーションを追求したと語る川竹氏

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