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「障害のある人とアートの出会い」が人をつなぎ、“可能性を再分配する” 奈良県香芝市のGood Job! Center KASHIBA

1 40年にわたる障害のある人とアートをつなぐ活動

 お話を伺った森下静香(もりしたしずか)さんは、Good Job! センター香芝のセンター長
お話を伺った森下静香(もりしたしずか)さんは、Good Job! センター香芝のセンター長

Good Job! Centerの運営団体「たんぽぽの家」は、40年にもわたる歴史を持つそうですね。

森下:発足は1973年にさかのぼります。芸術文化活動を通じ、生きがいをもって生活できる、障害のある人の拠点作りとして「たんぽぽの家づくり運動」を始めたのがその頃です。
当時からの大きな特徴として、当事者だけでなく市民参加型の拠点を目指していたことがあげられると思います。障害のある人が詩を書き、フォーク好きの若者たちがメロディを付けて歌う「わたぼうし音楽祭」は1976年から始まりました。関心のある若い人たちに一緒にステージに立ってもらい、ともに表現する。そのような活動は当時とても珍しく、全国に関心を広げていくことができました。

 今も続く「わたぼうし音楽祭」の取り組み
今も続く「わたぼうし音楽祭」の取り組み

音楽活動というのが特徴的です。

森下:当時の活動に参加していた方に、重度の身体障害のある人が多かったことも理由の一つです。軽作業も容易にはできないんですね。
できないことをできるようにトレーニングするよりも、一人ひとりの好きなこと、興味があることを伸ばしたいと思うようになりました。そこで、芸術という分野で活動を広げるようになったんです。

「わたぼうし音楽祭」は、どのように活動を続けていかれたのでしょうか。

森下:わたぼうし音楽祭の開催と同じタイミングで「たんぽぽの家」が財団法人となり、10年ほど活動を続けました。1987年には社会福祉法人わたぼうしの会を設立し、福祉施設の運営。そしてたんぽぽの家は人材育成や展覧会、コンサートなどをするようになりました。

草の根から始まった、障害のある人とアートをつなぐ活動が、着実に育っていったのですね。

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