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発達が気になる子どもの保護者の前向きな一歩を手助けするポータルサイト:『LITALICO発達ナビ』

4 障害は周囲との溝から生まれるもの。その溝を埋めるために発達ナビを使ってほしい

最後に、『LITALICO発達ナビ』の今後の展開について教えていただけますでしょうか。

おかげさまで現在会員登録してくださっているユーザー数も12万人を超えました。活発に利用してくださっているユーザーさんが多いのだと思います。

今後の展開としましては、使えば使うほど、会員さんにとって自分に合った情報、いま必要なコンテンツが届くような仕組みづくりです。Q&Aをもっと使いやすくするなど、サイト自体のユーザビリティの向上設計をはじめ、自分の探している内容のコラム記事が自動でレコメンドされるようになる機能の開発や、専門家への相談機能などの新サービスの付与など、進化の方向性はさまざま考えられますが、今まさにチームで議論しているところです。活発に使ってくださっている方々がもっと使いやすく、さらに有益な情報を手に入れやすいように様々な方面から機能を充実させていくつもりです。

情報を提供するだけでなく、実際に保護者の方に行動してもらうところまで支援したいという思いから、福祉施設関連のサービスも重点的にブラッシュアップする予定ですので、今後はより身近に保護者の方をサポートできる形になっていくと思います。

今よりもっと使いやすく、そしてポータルサイトに収まらず実生活に関わる部分での支援機能がどんどん進化していく予定ということですね。

そもそも障害やそれによる生きづらさというのは個人と社会の間に生まれるものだと思うんです。周囲の人や生活環境などと個人の考えやふるまいがミスマッチを起こすと生じるもので、個人のせいではなく、周囲との関係で認識が変わるものであるというのがLITALICOの考え方です。

たとえ「発達障害」という診断名が付いていても、うまく周囲とのマッチングが出来ていれば生活上の困りごとは少しずつ解消されていきます。様々な情報を探し、人と交流して、『LITALICO発達ナビ』をそのような周囲とのミスマッチを埋めることに役立てていただければ幸いです。

人を大切にする思いを持つ「LITALICO」の社名の前で微笑む鈴木編集長
  人を大切にする思いを持つ
「LITALICO」の社名の前で微笑む鈴木編集長

 

LITALICO発達ナビ
https://h-navi.jp
取材協力:
株式会社 LITALICO 鈴木悠平さん
取材日:
2018年12月

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