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ICT端末活用の手話通訳サービスが始動〜名張市障害福祉室〜

三重県名張市役所は2017年11月から、聴覚障害者向けにタブレットやスマートフォン端末のテレビ電話機能を利用した手話通訳サービスをスタートしました。市役所に問い合わせる時に、所有するスマートフォンなどの携帯端末からテレビ電話で市役所にいる手話通訳者につなぎ、画面を通して手話でやり取りできる仕組みです。名張市内には約300人の聴覚障害者がいますが、発話できないため電話を使えない人も多く、これまでは問い合わせのために市役所に出向かなければいけなかったり、FAXでやり取りしたりと不便さが際立っていました。このサービスの導入により、無料通信アプリ「LINE」や「Skype」などを使って、障害福祉室にアクセスし、画面越しに手話で手話通訳者に問い合わせたい内容を伝えることが可能になります。

2018年3月まで試験運用を進め、同年4月から本格運用を開始。手話通訳サービスの導入に至った経緯や運用で見えてきた課題などについて、名張市役所福祉子ども部 障害福祉室に所属する、設置手話通訳者の善田真美(ぜんた まみ)さんにお聞きします。

名張市役所福祉子ども部 障害福祉室 設置手話通訳者の善田真美(ぜんた まみ)さん

名張市役所福祉子ども部 障害福祉室
設置手話通訳者の善田真美(ぜんた まみ)さん

[ 目次 ]

  1. 手話言語にまつわる条例がICT端末活用のサービスのきっかけに
  2. 「LINE」「Skype」の導入でコストを抑えた
  3. 市の広報や聴覚障害者協会を通じてサービスの普及を試みている
  4. 情報保持のため周囲環境の映り込みを避ける工夫が必要

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